このところコンビニ業界の売上げが好調で、ファミリーマートなどは過去最高の売上げを記録しています。タスポ効果でタバコの販売が伸びているほか、PB(プライベートブランド)商品を多数販売していて、既存の加盟店の利益も上向きになっているようです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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そんなこともあって、すっかり人気の落ちていたコンビニ加盟店のオーナー希望者も、最近は徐々に増えているようです。麻生内閣の支持率同様に、何か話題になるきっかけがあると、急に支持率が高まる仕組みはこの国特有の心の揺れかも知れません。確かに、現在公表されている大手コンビニ各社の決算数字は上向きですが、実態は09年2月期までの数字で、3月以降は再び下降をたどり始めているようです。コンビニ加盟店については、既に5年前あたりから売上げの頭打ちがはじまっていましたから。
そんな中、スーパーのイオンが、これから3年間で首都圏を対象に、約500店のコンビニ型スーパーの出店を進めることを発表しました。売り場面積が、130~200平方メートルと大き目のコンビニに広さで、生鮮品やPB商品を扱って近隣のコンビニ客をターゲットにしているようです。コンビニの場合、商圏人口は約3千人と云われています。首都圏などでは、この人口を切るくらいに過剰店舗の状態になっています。イオンがそれでも、コンビニ客狙いで出店を進めるのは、① 現在は大不況で出店する空き店舗があり、その家賃も低下していること ② イオン系のコンビニ、ミニストップは弱体で競合することはないが、セブン&アイのセブンイレブンのお客さんを吸収することができる ③ 6月からスタートする医薬品の販売でも、長時間営業でドラッグストアに負けない体制を作れる
起業する人には、先を読む能力が求められますが、市場が飽和状態に入っているコンビニ加盟には、これまで以上に厳しい経営を迫られる可能性があります。多分、長年「起業の目」を読んでいる人には、現在の小売業界の流れは理解していると思いますが、コンビニ業界については反面教師としてお互い注視して生きましょう。この時代、特色ある小売店での起業以外は、生き延びることが難しそうです。
コンビニなど、
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