インターネットによる通信販売が好調です。不況真っ只中の現在でも、ネット通販の会社は売り上げを伸ばし続けています。08年度には、ネット通販にFAX、郵便販売とを合わせた販売額は、コンビニや百貨店の売り上げをも抜いて、唯一高い伸び率を示しました。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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最近はネット通販業界の勢力図も固定化されてきて、売上高が10億円を超える会社が珍しくなくなりました。しかも、業種ごとの代表的な会社はシェアを高めていますから、今後新たに生まれる会社がこれらの先行企業を追いかけるのは、至難の技と云えるかも知れません。このまま、ネット通販への追う風を受けて、ますます業容を拡大していくと思いますか?
「IT系中小企業、劣悪な労働条件目立つ ワンマン多く労組なし」 これは、7月4日に産経新聞に載った記事の見出しです。ここでは、衣料品をネット通販している東京の会社で、30代後半のワンマン社長が管理職を抜きにして、現場に直接指示を出したり、長時間残業をさせたり、時給を勝手に下げるなど、労働ルールを無視した経営を取り上げています。IT系の経営者のなかには、自分が必死になって会社を興したことで、従業員にも同じような労働を強いる人がけっこういます。
このような会社の場合、やはり長く続けることは難しくなります。現在のように雇用不安の時には辞める人はいませんが、今後景気がよくなって雇用事情もよくなってくると、従業員が揃わなくて苦しむタイプの経営者です。また政権が、自民党から民主党に政権交代が実現しますと、これまでと違って経営者の不当労働行為に対して厳しく対応すると思われます。従業員をいかに味方につけるかが、これからの経営にとっては大切な要素になります。そう考えますと、今勢いのよいネット通販会社のなかには、今後経営に不安を抱えそうな会社は決して少なくないようです。