遂に民主党政権が誕生しました。多分、2009年9月16日は将来の日本史に、わが国で初めて本格的な政権交代が行われた日として残ると思われます。また、「貧乏人は結婚するな」と云った麻生前首相の発言も、これまでの「貧乏人は麦を食え」に変わって歴史に残る言葉になりそうです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。中山おさひろです。
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歴史に残るかどうかは分かりませんが、新内閣の厚生労働大臣になった長妻昭さんは、起業を目指す人にとって大変参考になる人です。今回、鳩山内閣は初の政権と云うこともあって、新大臣の顔ぶれは政治経歴の長い、年齢の高い人がほとんどです。そんな中で、長妻さんは2番目に若い49歳です。しかも、当選回数も最少の衆議院4回です。
これまでの経歴を見ましても、学校を出てNECで営業の仕事に就き、その後日経ビジネスの記者を経て35歳で参議院に立候補して落選。次の衆議院にも立候補して落選を経験し、3度目の正直で衆議院に当選しました。起業で云うなら、2度立ち上げに失敗したことになります。当選後は、国交部会に属していましたが、党の調査局長時代に年金に関しての一通の手紙をキッカケに年金問題のプロをして売り出しました。その結果が、初の民主党政権での厚生労働大臣です。
起業においても、この”売り”が重要になります。他のライバル会社と比較したとき、胸を張って”売り”を云えるものが何なのか。しかも、その”売り”が今の社会のニーズに合致していないことには、お客さんの関心を集めることはできません。ですから、”売り”を決めるにあたっては細心の注意と、ある種の賭けに出る必要があります。
最近、起業する人の中には、この”売り”をほとんど意識しない人がけっこういます。差別化とか、自社ターゲットといった言い方をしますが、”売り”がなければお客さんにアピールすることができません。また、他のライバル会社と同じことをしていては、とても起業の世界で長妻昭さんのように活躍することはできません。
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