11月1日、車両10台の小さなハイヤー会社が東京・飯田橋にスタートしました。本社は東京ですが、営業エリアは主に川崎、横浜、横須賀、三浦です。会社名は、「感動連鎖」。四文字熟語のようで、一見中国の会社のようにも見えますが、れっきとした日本企業です。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気でお過ごしですか。起業コンサルタントの中山おさひろです。
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この会社、タクシーとハイヤーの中間に位置するサービスを目指しています。ハイヤーですから、サービスは半日とか、一日の利用が中心になります。ただ、価格設定をこま切りにしているところが特徴で、初乗りは5キロか15分900円が基本です。そのため、走行距離が3キロを超過しますと、タクシーよりも割安になります。深夜早朝の割増運賃や送車料金など、タクシーでは加算される料金が必要ないため、一層低料金を実現しています。
ただ乗車できるのは、申し込み電話の際に登録する会員だけになります。事前予約をすると、直ぐ配車されることになっています。このような手順を踏むため、会社設立からハイヤー会社としての許認可が下りるまで、約1年の時間が掛かっています。多分、感動連鎖の事業展開に対しては、ライバル会社や新規にハイヤー会社での参入を考えている人は、熱い視線を送っていると思われます。
現在、不況のために個人客のタクシー離れが激しく、既存のタクシー会社も新たな事業展開の必要性に迫られています。本来なら、高齢化社会のわが国では、タクシーやハイヤーの需要は、介護や医療と同様に高くなるはずです。しかも、実際のニーズも高いと言われます。要は、現在のミスマッチをどのようなカタチで結びつけるか、行政の制度や企業のアイデアが求められています。感動連鎖と同様に、新たなハイヤー会社はこれから生まれる予感があります。