わたしが運営しているサイト「転ばぬ先の起業講座」は、平日ですと1日の訪問者数は600~700人、土日は400~500人のサイトです。1日1000人以上が訪問すると人気サイトと云うことですので、及第点をとるまでにはまだまだ時間が掛かりそうです。そんなサイトに、急に1日2000人近い人が集まることがあります。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山おさひろ
です。
《ありがとうございます。
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わたしのサイトでは、近未来通信に関するニュースが流れますと、大型地震の到来で地震計の針が大きく振れるように訪問者が急に増えます。26日も、多額の投資資金を集めて06年12月に破産した、近未来通信幹部が詐欺容疑で逮捕されましたことがあって、1850人の訪問者を記録しました。近未来と起業と言うと毛色の違っていると思われる人が多いかもしれません。ただ、最も派手にオーナー募集をしていた2005年から06年にかけて、近未来は起業をしませんかと宣伝していました。
当時のリクルートが発行する「アントレ」では、起業オーナー募集で大きなスペースを割いていました。全国紙の朝日新聞や読売新聞でも、1ページ広告で定期的にオーナー募集を行っていたほどです。この事件で、加盟したオーナーを悩ませたのは、近未来は実際に第2種の通信業者として登録をして、施設を保有し、当初は営業も行っていました。
また、オーナーに対する配当金も、06年夏までは律儀に行っていました。そのため、加盟していたオーナーは近未来を信じて、知人や親類の人にも加盟を勧めていました。わたしが、この会社の
イカサマを指摘したのは05年10月です。その後、1年近くはけっこう嫌がらせがありました。また、感謝してくれた人も数10人はいました。当時、旧ライブドアの堀江貴文さんが時代の寵児でしたから、起業は一種の時代のキーワードでした。
起業には、このような落とし穴が常に付きまといます。通信事業が儲かるとなると、一斉に通信での起業を目指します。人材派遣にはいくらでも仕事があるとなると、一斉に派遣を目指すのが最近の流れです。そして、多くの人が同じように事業に失敗しています。わたしは、起業を考えるとき、その事業が不易か流行かを考えます。一時的な人気の事業か、変わらずに人がから必要とされる事業かをです。起業を目指すみなさんも、この本物と偽者を見分ける目を養ってください。
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