今年度の国の税収は36兆9千億円、国債の発行額は53兆5千億円となり、遂に収入よりも借金の額が多くなります。今後も、大幅な税収増は期待できませんから、いよいよ超緊縮財政は現実となりそうです。今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業コンサルタントの中山おさひろです。
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早晩、国の歳出の大幅カットや公務員の人員整理など、大ナタを振るうときが来そうです。そんなタイミングを見据えたように、米国に本部のある世界最大の社会起業家の支援団体 アショカ財団が日本に支部を設立します。ご承知の人も多いと思いますが、社会起業家について少し説明します。通常、一般のビジネスの起業家は、少しでも多くの利益を上げることを目的にビジネスを行いますが、社会起業家は社会への貢献を目的に、利益は少なくても国や自治体にはできない公的なビジネスを行います。
介護や福祉、保育などの事業が中心です。アショカ財団は、1980年にビル・ドレイトンによって設立され、現在は世界65カ国以上、2000以上の企業を会員に支援を行っています。来年春には日本支部を設立する予定で、現在は公募で代表者の募集を行っている段階です。その後は、子どもや若者に社会起業について学ぶプログラムの普及を進めます。
現在のわが国の状況から見て、失業者数は今後も一向に減りそうにありません。そのため人任せにせず、自分たちで仕事を作っていく起業家精神が求められます。アショカ財団は、このような失業している人向けに、起業の方法を教えます。社会起業家の育成は、今のわが国には求められていますから、今後はこのような起業のカタチも学ぶ必要もありそうです。