9月26日、熊本県荒尾市では、地域の食材を利用して、地元の主婦の人たちが運営するレストラン「梨の花」を開店。
10月1日には、滋賀県甲賀市で地元女性グループの会社「くのいち本舗」が、古くから伝えられる古代米の黒米を使った「黒影おこわ」、「黒米シフォンケーキ」などの製造、販売をスタートさせた。
全国でコミュニティビジネスの取り組みが活発化している。
コミュニティビジネスは、ヒト、地域産品、自然環境、歴史・文化などの地域資源を活用して、雇用や地域経済活性化など地域が抱えるさまざまな問題を解決するためのビジネス。
現在、各地のグループがテーマとして取り上げている課題は、福祉、環境、高齢化、まちづくり、育児・教育など。
地方自治体も、企業も従来の商品やサービスでは解決できない領域を、コミュニティビジネスで解決しようとする試みで、新しい起業の目となる動きだ。