「ペットブーム」という言葉はまったく聞かなくなりました。既にブームを通り越していて、家庭内にペットと一緒の生活はすっかり定着しています。当然、ペットに関した起業を目指す人も少なくありません。ペット販売、ブリーダー、トリマー、トレーナーなど職種も豊富です。病院、ペットフーズ、ホテル、保険など、関連する事業も広がっています。今では、1兆円市場にまで拡大しています。
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コンサルタントの中山おさひろです。
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そんなペットビジネスに冷水を浴びせるような事件が発生しました。埼玉県飯能市の山中に、ペットの犬や猫の遺体が多数捨てられているのが見つかりました。元市議でペット葬祭業者の男が、飼い主から火葬をする約束で有料で遺体を受け取って、山中に廃棄していたのです。この男は、詐欺罪と廃棄物処理法違反罪で起訴されています。
背景には、ペット葬祭業者の乱立と料金の引き下げ競争があります。この業者は、1匹につき1万5千円程度で火葬を引き受けていたと言います。とてもこの値段では採算が合わないため、最後は山中に捨てていたため警察に御用になりました。このニュースだけを見ますと、ペット業界は大変な競争に巻き込まれていることが分かります。
所が、同じペット業界の話ですが、徳島県では業者数が少ないこともあり、ペット事業者が安定した経営をしている
報道があります。この二つのニュースは、ほぼ同時期に埼玉県と徳島県で起こっているニュースです。また、同じ埼玉県内のペット葬祭業者でも、ほとんど価格競争に巻き込まれていない業者もあります。遺体処理だけの業者ではなく、以前からペットオーナーと遠い親戚付き合いを心がけている業者です。
簡単に、一方の情報だけを信じてしまうのは危険です。どのようなビジネスにしろ起業を目指すなら、人の話やニュース報道だけを信じないで、現場に行って自分の目で調べてみることが大切です。事前にしっかり情報をキャッチすることと、情報源を調べ現場に行くことと、その上で情報を分析して判断する力を養うことです。この姿勢は起業の時だけでなく、開業後に発生する問題においても必要です。
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