「起業に当たって欠かせないスキルって何ですか?」 とてもよく聞かれる質問です。やはり仕事をするに際して、集中力を高めることが大切で、仕事のスピードは最も大事なスキルです。「起業するときに一番心掛けなければいけないことは何ですか?」 起業家は会社勤めの人とは違いますから、成功するにしろ失敗にしろ、もう逃げ場がないと腹を括ることです。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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このような基本的なことを実践するために、自己啓発の参加に心傾く人が増えています。自分の能力の向上や成功するための手段を学ぶためです。わが国では、古くは中村天風、米国ではナポレオン・ヒルなど、書籍を通して知られています。最近では、本多信一や斎藤一人が知られています。これらの人の言葉を通して、仕事に立ち向かうスキルや腹の括り方を学ぼうとします。
また自己啓発セミナーもあり、こちらは米国発のスキルアップの大量生産を目指しています。高額の受講料を支払い、一定期間に徹底的に洗脳するものです。社会的にも問題となっている団体もあります。このような自己啓発が起業にとって役立つかと言いますと、残念ながらほとんど役には立ちません。起業と自己啓発との間には、互いに交わらない大きな溝があるからです。
自己啓発の目的は、「現状の最適化」です。現在のおかれている環境の中で、いかに自分の持つ能力を発揮できるか、そのための学習や訓練をしています。一方、起業の目的は、「将来の最適化」です。起業において、常にイノベーション(革新)が求められるのは、既存の事業家がまだ踏み入れていない未知の領域に組み込んで、社会に貢献すると共に利益を追求するからです。
昔ながらの自己啓発組織で学んでいるのは、大半が既存の経営者です。会社経営の中では、ともすれば慢心してしまう自分の弱さを乗り越えるため、自己啓発の団体に参加してありがたい教えを乞います。起業を目指す人は、あまり自己啓発にまい進しないほうがよいと思います。起業の場合は、将来を見据えた事業を探す必要がありますから、現状に止まっていては起業は失敗します。
【余談】
雨が降らなくなったら急に気温が高くなりました。ここ10年くらいの傾向をみますと、7月が暑くなりますと8月は比較的下がる傾向があります。これは、神奈川県で海の家を開業している人の嘆きです。自販機を扱う飲料会社の社長は、工場での飲料の売れ行きがリーマンショック以後あまり上向かないことから、「仕事は増えているけれど雇用は増やしていない」と見抜いています。間接的な業界ウォッチャーを通して、産業の実態を裏側から見ることができます。
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