山口県では、地元の花農家と、生花市場と花屋さんとの新たな連携が始まりました。これまで、売れ残った鉢モノのミニバラは、商品の下流にあたる花屋さんが廃棄していました。
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起業アドバイザーの中山おさひろです。
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花屋さんは、売れ残りを出さないために仕入れ量を少なくします。また、販売価格に廃棄分を上乗せしますので、小売価格が高くなります。その結果として、販売量は年々少なくなっています。
この縮小の連鎖にメスを入れたのが、花農家の人たちです。彼らは、花屋さんから売れ残ったミニバラの買い取りを始めました。再び畑で育成を始め、翌年に新たなミニバラとして販売をします。
この試みは、今年3月から準備を進め、6月に入って買い戻しをスタートしています。このように、商品の川上から川下までの事業者が連携して、より安く、より多く販売しようという動きは他の業種でも始まっています。
コンビ二店の中には、地元の農家と連携して野菜の販売を始めている店舗があります。紳士服の青山商事やアオキは、衣料などリサイクル店運営に参入して、フランチャイズのリサイクル店FC契約をしています。
閉鎖した店舗を活用して、リサイクル品の販売を始めています。これなども、これまでにはなかった、新たな連携によって販売量を増やそうとする試みです。
商品の売れ行きが悪い現在、新たに販売量を増やすための模索があらゆる業種で進んでいます。新たに開業を目指す起業家は、この連携に流れに積極的に参加することです。
そのためには、自分が開業する業種の弱さと強みを新鮮な目で早く認識し、利益を上げるための方策を素早く考えることです。既存の経営者は、そんな新たなパワーの出現を待っています。
【余談】
最近、起業相談で多いのは地方に住む中年女性からのものです。彼女たちは、自分の街に活気を取り戻すためには、起業することが一番と考えています。そのため、できるだけ少ない資本で即効性のある起業を目指しています。資金は少ないのですが、人脈が多いのが強みです。しかも、自分の住んでる街を何とかしようと言う、使命感に溢れています。わたしも、ノウハウに資料に、データ、知恵など総動員して、応えています。
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