「就職先が見つからないから、起業でも考えようか」なんて人は論外です。「(会社で)出世ができないなら、起業をしようか」と考える人も問題ありです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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何故、自分が出世できないか、冷静に考えることができるなら、起業しても道を踏み外すことはありません。ビジネスパーソンが出世できないのは、それは引き上げてくれる人がいないからです。
会社の中だけでなく、この世の中で頭角を現すことができるのは、誰か引き上げてくれる人がいるからです。下は会社の主任から、上は政府の大臣や大学の教授まで、全て誰かが指名してくれるから出世できます。
同じ社内でも、まったく知らない役員が、あなたを課長や部長に推薦してくれることはありません。あくまでも、直属の上司であったり、過去に一緒に仕事をしたことのある上司です。
そんな人間関係が嫌で起業を考える人がいます。起業することによって、自分ひとりで何もかにも出来るようになると考える人がいます。世の中、そんな単純にはできていません。
起業しても、やはり人間関係はついて回ります。最大の人間関係はお客さんです。会社勤めと違って、起業においては好き嫌いを言ってられません。
また、取引先やコンサルタントとの付き合いもあります。特に現代の起業においては、刺激を与えてくれるコンサルタント、アドバイザー、セミナー講師、中小企業診断士などと出会えるかどうかは、その後の経営者人生に大きな影響があります。
一期一会という言葉がありますが、ビジネスでの人との出会いは、起業の成功にも失敗にもつながります。出会いによって、思いも寄らないアイデアややる気が生まれることがあります。
このブログでの出会いを含めて、良い出会いを心掛けてください。決して仲がよくなることでも、一方的に得する関係でもなく、あなたの起業やビジネスにとって刺激になる関係をつくることです。
【余談】
起業で成功した人はほとんどの人が、人との出会いで運が良かった言います。一人でモノゴトを考えるより、複数で考えたほうが思考がスパークします。起業する人は、どうしても一人で孤立するか、反対にべったりした関係の友達に囲まれるか、どちらかが多いのが特徴です。ビジネスでは、薄いビジネスだけの付き合いが、最も成果につながると言われます。スィン(薄い)な関係を大事にすることです。
起業相談をお待ちしてます