3月15日までは納税申告の期間です。初めて税務申告をする人にとっては、この時期パニックになる人も少なくありません。一つは、慣れない税金の数字にオロオロしがちです。前年の売上げですから、気分的に仕事の反省やら後悔がついて回ります。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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二つ目は、締め切り期日が迫ってきますから、精神的に圧迫感があります。日ごろの仕事を行いながら、その合間を縫っての作業です。最初から、数字がぴったり合う人などほとんどいませんから、絶望的な気分になることもあります。
三つ目は、昨年一年間の営業成績が数字になるわけですが、日ごろからマメに記帳していない人は、領収書を探したり、忘れていた売上げを思い返したり、想像以上に大変な作業になります。
二年目、三年目になるにしたがって手馴れてきますが、一年目はそれこそ大変です。そのため、売上げ見込みがはっきりしない開業当初から、税理士さんに相談する人もいます。
輸入雑貨の販売で10年2月に起業したK さんは、数字が苦手ということもあり、開業当初から知人を通じて税理士さんに依頼しました。帳簿と同時に、「経営も見てあげる」と言う言葉に心を動かされたと言います。
確かに、パソコンソフトを使っての帳簿は完璧です。ただ月々の利益が、税理士さんへの支払い報酬とそんなに変わらないこともありました。昨年8月などは、報酬よりも低くかったのです。
いくら税務申告が大変な作業とはいえ、利益をこんなに削ってまで支払うと、ビジネスに対する気力が萎えてきます。結局K さんは、今後の見通しが立たないため、ビジネスから撤退することを決めました。
一般に、税理士の経営コンサルティングは、頼りにならないと言われます。経営の一面である資金の流れでしかビジネスを見ないため、大局的な判断を間違えやすくなります。また、起業では最も重要な、集客に関してほとんど知識がありません。
心理的には、一面が大変優秀だと、他のことも優秀と思い込みがちな後光効果が働き勝ちです。最近のビジネスにおいては、マーケティングも会計も、経営戦略も、Web戦略も、全てが大切ですから、会計だけからのコンサルティングは無理です。
【余談】
大学入試で携帯を使った不正行為が問題になっています。記憶力に頼った能力を調べる試験自体が、本当に必要なのか問題があります。これだけインターネットが発達すると、記憶力はそれほど必要とはされません。起業においては、想像力や企画力、コミュニケーション能力が求められますから、現代の学校の成績では、ほとんど判断されません。学校で評価されない人は起業することです。起業で相談するなら
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