人間の行動は、今回のような大災害をキッカケに変える人が大勢います。大地震を経験した14日の月曜日以降は、出勤用の靴を歩き易いタイプに切り替えたり、会社に買い置きしておく人が増えます。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
現在、人気ブログランキング 起業部門 15位から14位へ上昇してます。
今日もクリックよろしくお願いします
人気blogランキングへ
首都圏のビジネスパーソンの場合、地震のあった11日に公共交通機関がストップしたこともあって、長い時間歩いた人が大勢いました。その教訓から、見栄えよりも歩きやすさを第一に考え買い換えるキッカケになりそうです。
もし、ビジネスパーソンのうちの10万人が、1万円の歩きやすい靴に買い替えますと、それだけで10億円の売上げが上がることになります。消費行動の変化は、起業する人にとっても重要なポイントです。
特に、これまであまり見向きのされなかった商品やサービスの場合、起業の追い風となります。現在は、まだ災害の最中のため、ビジネスチャンスになりそうな重要な発言は聞こえてきません。
1995年の阪神大震災の後には、損害保険や生命保険が急速に伸びました。また、地震による屋根瓦の落下で命を落とす人が多かったことから、新素材の軽い瓦やスレート、金属の屋根に切り替える家が増えました。
多分、あなたが考えている起業業種においても、地震や津波をキッカケに消費に変化が起こるはずです。ここは、あなたの気付きや予測が生かされる場面です。少しでも、お客さんの不安を取り除く商品やサービスを見つけ、起業に生かすことです。
問題は、今回のような大地震が発生した後には、多額の公的資金が必要になることです。1兆円や2兆円では、とても復旧は難しそうです。23年予算の半分以上は、赤字国債に頼っています。
その上に、復旧資金となりますと、いよいよ国家財政は追い詰められてしまいます。大震災の後には、財政危機が起こることも考えられますから、こちらも計算に入れておくことです。
【余談】
わたしの住んでいる東京の西外れで、大震災2日目となる今日ガソリンを求める車が、2車線の片側を埋め尽くしました。別にガソリンが不足しているわけでもないのに、大変な行列までして買うこともないと思われます。もし予測するなら、日本の原発事故で原油価格の上昇が見込まれるからでしょうか。それにしても、愚かしい行動に思えます。