女性のダイエットや中高年の健康志向に乗って、ヨガが大変な人気を集めている。
カルチャーセンターでも、フィットネスクラブでも、ヨガコースには多くの人が集まり、あまりの多さに参加を見送る人もいるほど。
ヨガの基本は精神の統一。肉体と精神を一体化させるとこによって、自分の体の細部にわたってコントロールすることができると言われる。
呼吸法とポーズを体系化した現代のヨガは、1960年代後半から世界的なブームとなった。現在は、筋トレの要素に重点を置いたり、呼吸法に重点を置いて精神修行を行ったり、ダイエット効果に重点を置いたり、バラエティーに富んだ広がりを見せている。
わが国と同じようにヨガ人気の韓国では、続々とヨガ道場が誕生している。世界に先駆けて高度情報化社会を構築する日本と韓国は、一方で大変なストレス社会でもある。
ストレス解消や運動不足解消に、ヨガが効果的であることは経験者なら誰でも認めるところ。
高いヨガ人気に支えられて受講需要があるのに、韓国では道場が続々と生まれ、わが国ではカルチャーセンターやフィットネスクラブを通してでなければ受講できない。
これは、日韓の起業マインドによるところが大きい。日本人には、仕事とは会社に勤めることと云う意識が強いが、欧米でも中国、韓国でも、仕事は起業する意識が強い。
将来、外国人事業家の下で、一生懸命働く日本人労働者の姿を想像するのは自分だけだろうか?