初期投資額が少なくて済む起業の一つに、代行ビジネスあります。以前、日本人は、できるだけお金をかけず慎ましく生活することが美徳とされてきました。現代は、子育て世代といわれる、35歳~44歳女性の71.3%の人が、何らかの仕事で働いていて、家事代行を利用することが多くなっています。
世の中の風潮は変化していて、自分で家事を行うのが無理なら専門の人に任せようと云う人も増えています。高齢化が進んだことによって、体が動かなくなって他人に代わりを頼むこともあります。その代表格は、墓参りの代行サービス。高齢化で需要があることに目をつけた造園会社や石材店が、全国でビジネスを行っています。
高齢者が相手のビジネスですので、インターネットを利用することは難しく、電話やFAXが連絡手段になります。また、ペットの飼い主が高齢化しているため、ペットシッターの仕事もニーズが増えています。子どもの数とは反対に、わが国ではペットの総数がどんどん増えていますから、このペット向けサービスはあらゆるカタチで広がっています。
夫婦共働き世帯が増加していることも代行ビジネスには追い風です。景気がよくなっているとはいえ、国民の収入は増えていませんから、奥さんが働きに出るようになりました。そのため、宅配クリーニングや食事のケータリングサービスも人気です。家事代行やハウスクリーニング、便利屋なども想像以上に普及しています。
多忙を極めるビジネスパーソンの代行サービスがあります。同窓会幹事の代行サービスは、東日本大震災以後これまで以上に需要が増えています。また結婚式の2次会などの幹事代行も注目です。現代は人間関係が希薄ですから、2次会幹事を頼むのは難しいものです。そんな間隙を縫って、この仕事も広がっていきそうです。
このように考えますと、代行サービスでの起業の種はけっこうありそうです。しかも、代行サービスは副業向きのビジネスが多いのが特徴。会社勤めは辞めずに、オフタイムを利用して続けられそうです。このようなビジネスで起業に向けてのトレーニングを積んで、その上で本格的な起業へ進むことを考えるのも手です。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。 起業アドバイザーの中山おさひろです。
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