真剣に起業を目指しながら、具体的なビジネスを探しあぐねている人が大勢います。人生の棚卸しは、そんなビジネスの見つからない人にとって、自分の人生を振り振り返り、起業のきっかけを探す作業です。自分の生まれ育った環境から、過去の職歴などを通して、起業のためのビジネス探しをします。
起業するときは、どんな業種でも、憧れていたビジネスでも、何でも出来そうに思いがちです。実際は、当人の能力と過去に経験した範囲内のビジネスでしか起業はムリです。少年時代、プロ野球選手になることが夢だったとしても、現実には選手になれないのと同じです。
ただ、野球好きだったことから、野球用品店とか、野球関連ウェブサイト運営などは可能です。過去の夢と、これまでの職歴とを組み合わせることによって、具体的なビジネスを考えることはできます。棚卸しでは、他人とは違う、自分だけの人生を基に起業のためのビジネスを探すことができます。
これまで会社勤めで従事していた仕事から、起業の種を探すことは難しいと言う人が多いです。逆に、学生時代のアルバイト経験を基に、起業の種を探すケースは多いです。また、長年の趣味の延長線上で起業の種を探す人も少なくありません。趣味が身を助けることは多いです。
生まれた家が商家で、祖父の代までは商店や会社をしていたと言う人も、起業する人には大勢います。若いときから、いつかは起業しようと考えてきた人が、ある年齢になって行動に移すケースは圧倒的に多いです。起業する人は、各自色んな思いを抱いています。
棚卸しは、起業のための通過儀礼のようなもの。起業のビジネス探しをすると同時に、自分の意思を固めるための儀式でもあります。わたしは興味があって、起業するきっかけをよく聞きますが、一人ひとり微妙に違っていて、起業へ進むルートの多さには驚かされます。
【一言】
これまで、会社で携わっていた仕事による起業が難しいと思う人が多いのは、起業の真実と思います。同じように、初めて関わることになる起業希望の業種で今現在仕事をしている人も、この業種で起業は難しいと思っているはずです。お互いに難しいと思っている中で、どうすると起業してお客さんを集めることができるのか、難しいけれどやりがいのある問題があるはずです。
今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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