10月31日夜、仮装姿で友達同士が集まるハロウィーンはすっかり定着してきました。年々、このイベントは広がっている気がします。
日本記念日協会の予測では、今年バレンタインの経済効果が1080億円だったのに対し、ハロウィーンは1100億円と、初めてバレンタインを追い越す見通しです。
時代はいつも同じような顔をしていながら、細部では成長を続けるものと、衰退を始めるものとがあります。
洗剤メーカーの人の話では、年末大晦日に身内が集まったのは過去の話で、今はクリスマスの日に集まる家庭が増えているようです。年末の大掃除など、クリスマスに照準を合わせる方が楽という理由です。
女性に人気のスイーツも、以前は味が人気の決め手でした。今は、味と同時に色やカタチのこだわりが大事と言います。スマホでの写真撮りも、味と同様に重要な要素です。
ビジネスを行ううえでは、このような情報を組み立てて購買してもらうお客さんを増やします。よく、カレンダーを制する経営者がビジネスを制するといわれます。
何やら強引なこじつけのようですが、要はこのような時代の変化と記念日やイベントとをお客さんに楽しんでもらうのが狙い。
慌しい毎日を過ごしているお客さんに、ホッとして笑える時間を提供することです。企業経営者は、地道なそんな努力を続けて、お客さんを増やすことにつなげていきます。
【一言】
自分自身が客として思うのは、お店が楽しい雰囲気だと財布の紐は緩みます。厭な雰囲気の店では、二度とこの店で買い物はするまいと思います。とても単純な理由からです。そう考えると、いかに楽しい雰囲気を作ることができるかによって、多く売ることにも通じます。単純なことですが、楽しい雰囲気作りは意外と難しいことでもあります。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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