電車に乗るとスマホを読む人、椅子に座るたびにスマホを見る人、食事の前や会議前の待ち時間は、情報に接している人ばかり。今の世の中は情報で溢れかえっています。
接する情報の中には、事実の情報の代わりに嘘の情報もあります。その他、嘘でも事実でもないダークの情報も多いです。また、自分に関わりのある有益な情報、無関係な情報、単なる興味だけの情報もあります。
空き時間をいいことに、スマホやパソコンでこれら情報をチェックしていたら、幾ら時間があっても切がないです。実際、わたしは仕事関連や趣味など、興味の赴くまま情報集めをしてほとんど仕事が進まない経験があります。
現代人の頭脳は、情報の少なかった時代と何でも記憶できた時代と違って、モノゴト覚えようとしない限り、単に知ったつもりになっているだけで知識や知恵として身についてくれません。
常に取捨選択を意識して情報を向き合っていないと、一生を情報に振り回されることになりかねません。中高年に増えている情報中毒とも言えるような、何でも知っているけど何もできない人になってしまいます。
今、情報断捨離が話題になっています。自分にとって必要な情報だけをセレクトして収集し、それ以外の情報に関しては捨ててかかること。特に、スポーツや芸能、事件などの情報にこの種の情報が多いです。
起業を考える以上は、自分にとって必要な情報はある程度絞ることが欠かせません。恐いのは、情報を収集するだけで起業が上手くいきそうな気になって、考える力がまったくない人間になることです。
【ひと言】
20世紀と21世紀では、情報に対する考え方が180度変わりました。20世紀は、情報の絶対量が少なかったため、情報に接することの多い仕事や個人がビジネスでは有利でした。21世紀に入って、ネットにつながることによって、誰もが多くの情報に接することが可能です。今後は、自分の目的をもって、無駄な情報をいかに捨てるか断捨離がここでも活躍しそうです。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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