最近の出版物で「雑談力」に関連した本がとても増えています。「超一流の雑談力」「雑談力が上がる話し方」「雑談のルール50」「負けない雑談力」など、この2年ほどで15冊以上にも達する多さです。
ビジネスシーンにおいては、雑談力のあるなしによって、仕事の成果に直結することにもなります。雑談とは言え、相手に関心のないことを話すとスルーされますし、直ぐに気まずい空気にもなります。
相手の第一声が、「ところで用件は?」と切り出されますと、ほとんどビジネスにならないことはご承知の通りです。その前に話しかけないといけないのですが、何を話すとよいのか?
雑談の切り口は相手を誉めることに尽きます。ただ、何を誉めるかが重要なポイントです。女性でこの誉めることに長けている人は、ビジネスでの底力のある人です。
誉めた後は、それに関連した質問をすることで流れを作りやすくなります。この質問内容のセンスによって、相手はこちらの値踏みをしていることを知っていると、その後の展開が楽です。
質問することによって、相手とこちらの力関係が、一時的に主役は相手でこちらは脇役になります。この配置を意識的につくることにより、その後の薄い人間関係へとつながります。
起業を考える人にとっては、相手との距離感や主役脇役の関係が大事で、後々には相手の方に、起業のための人脈ネットワークに入っていただくことも可能になります。
雑談力の魅力は、将来起業するときに、気軽に声をかけることのできる関係にまでつなげることができること。最初のひと言から始まる言葉のやり取りには、そんな底知れない魅力があります。
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【ひと言】
人とつながるキッカケとなる雑談力に関して、わたしの持論を偉そうに書きましたが、若いときからけっこうビジネスでの雑談では失敗を繰り返しています。会話は下手な計算をして話と失敗することが多いです。大事なことはビジネスと同じで、相手に対する観察力の鋭さです。短時間に相手の長所や関心、特徴に気づく訓練をすることも大切です。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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