舛添東京都知事が辞任しました。世間では敵の首をとってようなお祭り気分の人もいますが、どうも後味の悪さとこの国の絶望的な仕組みを感じないわけにはいきません。
彼は、日本の優秀な若者が学ぶ東京大学法学部の卒業です。6月14日の閣議決定で新たに省庁の事務次官に就任した人事でも、環境省、農水省、総務省、内閣府など、ほとんどが東大法と呼ばれる法学部出身者。
人間は二十歳前後までに、モノゴトを考える土台部分といわれるマインドセットが完成します。舛添さんの独りよがりの思考回路を考えますと、この官僚組織の頂点といわれる人たちの思考回路にも不安を感じます。
今は多様性の時代といわれ、女性の活躍が期待され、外国人が大企業の経営に関わることも求められています。そんなこの国の時代の流れのなか、男性ばかりで同じ大学の学部に在籍した人たちによって、この国の行政実務は取り仕切られています。
一方政治の世界は、自民党の世襲議員ばかりで内閣を組織していて、この両者が手を組んで権力を握っているのが現在の日本です。黒人大統領を生む米国は素晴らしいと言って批判を受けた議員がいましたが、どうして自党の世襲を批判しないのか判りません。
この両者が仕切って、日本の政治がうまくいっているのならよいのですが、将来の若い人たちの資金まで手を付け1000兆円以上の借金ですから、国民はもっと怒るべきです。
やはり、どう考えてもこの国の運営はおかしいです。おかしくてもチェックのしようがないから、国民としては困りものです。この東大法の官僚制度を批判した民主党政権はボロボロになりましたから、75年前の戦争の時と同じで行き着くとこまで行くのでしょうか。
【ひと言】
起業する人には、けた外れに頭のよい人はいません。とは言っても、先の読めないような頭の悪い人には無理です。また、度胸がよくないと、起業を考えることもないです。この辺のころ合いはとても難しいのが起業です。20歳前後まで勉強ばかりをしていた人よりは、バイトをしたり異性と付き合ったり、あらゆる経験をした人間は40歳を過ぎてから、面白い人生が待っていますよ。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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