現在の日本社会は、多くの人が目先の利益に一喜一憂して、その先を考える余裕を失っているように見えます。将来を考え活動してる孫正義さんは、まるで別社会の人のように思えるほどです。
このような時ほど、将来を考え行動する人に有利な展開が生れるはず。3年後の東京オリンピックに向け、多くの人が走り出しているときは、その先の10年後を考え、少しスピードを抑えて走るのも賢い判断と言えそうです。
わたしが10年後を意識しているのは、2027年は日本で最も人口構成で大多数を占める、団塊世代が80歳に到達する年だからです。この年以降、日本は急速な高齢化社会の本番に突入します。
それまでは言葉上の高齢化でしたが、この年からは現実の高齢化です。労働者人口が減少しますし、葬儀社は大忙し。現状のままでは、火葬場はフル稼働で24時間営業の是非が問題になる可能性さえあります。
まず手始めに、これからの10年間で需要の増えると予想されるビジネスと、減少すると思われるビジネスを考える必要があります。できることなら、高齢化に伴い新たに生れそうなビジネスを考えることができたら最高です。
10年というと、遠い先のことに思えそうですが、事業で成功している人は10年、20年の先を考えながらビジネスに取り組んでいます。多分、ここが成功する人と巧くいかに人の違いなのではと思います。
その秘密は、10年後の予測といっても、ぴったり10年を区切って時代が変わるわけではありません。賢い人は既に走りだしていますし、今後ますます現実の高齢化に向け動き出しますから、5年、6年先に需要の広がるビジネスがあるはず
現在巧くいっていない人も、今は資金がなくて起業はムリと思っている人も、10年の猶予がありますと発想を変えられます。連休中に腰を据えて考える人にサポートできます。
【ひと言】
起業を考えるポジションを変えることで発想が代わることがあります。今は、事業内容ばかりにこだわって、起業をする組織作りを考えない人が大勢います。起業や新規事業は、事業内容と関わる組織との2本立てで考えるのが基本です。1人で悩んで生まれないことも、複数で考えると面白いアイデアが生れます。一度、相談してみてください。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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