日本の観光ビジネスに鋭いを意見を述べる、元投資アナリストのデービット・アトキンソンさんの提言「ゴールデンウイークを廃止しよう」
大型連休があることで、日本の観光業者は努力することなくお客さんが集まる成功体験している。そのため、継続的な集客努力をしなくなり、新たな連休を作ることばかりに奔走しています。
わたしには、大型連休が高度成長期の名残りのような気がします。昭和40年代、50年代の国民が休まずに働いた時代、一斉に休むことで経営者も労働者も免罪符を得たような気分になっていました。
今は、長時間働くことが決して美徳ではありません。必要なのは、労働時間をいかに短縮して、その代わりに生産性をいかに上げるかが問われる時代に入っています。
現在、政府が進めているのは働き方改革です。電通に勤めていた20代女性の自死が、日本社会の働き方に大転換を迫っています。みんなが同じように長時間、会社に長く居ることを競うような働き方に疑問を呈しています。
大型連休と働き方とを合わせて考えると、国中をストップさせる働き方を考える時期にきているのでは? 働き方を考えるということは、ビジネスを考える側から言うと、余った余暇の時間を考えることです。
今後は余暇の時間を活用するビジネスが拡がる期待があります。これまでは縁の薄かった、住まいのある自治体とのつながりを深めることも大事です。自分の仕事に関して、客観的に考えることも大切です。
仕事が過剰に忙しいからストレスが溜まる。そのため、酒やタバコを嗜んで気分転換をして、身体に負荷をかけ過ぎる循環を立ち切って、発想の転換を図ることを考えてみては・・
【ひと言】
自分自身サラリーマンを辞めて開業して思うのは、会社勤めをしているときはほとんど頭を使わないで、経験だけを武器に仕事をしていたことです。自分の業界のことだけしか考えず、書籍を読んだり他の業界の人と話す機会はほとんどありませんでした。当時は会社勤めが全てでしたが、辞めてみると実はそこからの人生が思いのほか長いのです。先のことに視線を向ける余裕は必要です。
元気にお過ごしですか。起業アドバイザーの中山おさひろです。
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