米国の政治権力は、国民の中の1%と言われる富裕層が握っていると言われます。従来は、スーパーのウォルマートを経営するウォルトン一族や、コーク・インダストリーを経営するコーク一族がその代表でした。
一族で財団を運営し、そこからの政治献金によって政治家を動かし、権力を操作する方法です。民主党も共和党も、この多額の政治献金が大統領選から議員選挙まで、大きな影響を与えています。
現在のトランプ大統領は、この富豪一族の中で富豪本人が立候補し、大統領の椅子を勝ち取った稀なケース。彼は間違いなく国民の中の1%もいないと言われる富豪の一人です。
翻って日本に目を向けますと、国民の1%にも満たない世襲議員がこの国の政治権力握っていることは確か。現政権においても、安倍首相、麻生副総理、石原、岸田、塩崎、加藤など主要大臣が世襲です。
また自民党役員にも世襲議員は多く、決して世襲がこの国を動かしているといっても、大袈裟ではありません。政治資金、人脈、知名度と、親や親族から引き継いだ資産は、選挙に当選し党内で名を上げるには圧倒的に有利です。
日本は昔から、経済一流政治は三流の国と言われ続けてきました。政権の安定を掲げ首相に座る安倍晋三さんは、徹底的に政敵排除を続けながら、政治権力によって国民を動かそうとする戦前回帰型の政治志向です。
しかも、国民が望んでいる社会保障制度改革や財政の赤字削減などには、まったく手を付けず、国民の関心を共謀罪や憲法改正にばかり向けさせます。これだけ赤字を抱える国が、森友や加計学園に公的資金で学校建設をさせる優遇ぶりです。
はっきり言って、安倍内閣のこの先には何が起こるのかとても不安です。政治と経済はコインの裏表ですから、株式市場での日銀の買い支えを外すだけでも、日本経済は大混乱が起こります。これまで以上の警戒心が必要です。
米国国民はトランプ大統領の出現によって大変不安でしょうが、日本もほぼ騙し発言を繰り返す首相のもとで、これからの展開が怖いです。現在のロシアに似た国になるような気がして不安を感じています。
【ひと言】
中高年になりますと、目や歯の調子が悪くなって医療費が増えて大変という声を聞きます。わたしも、けっこう病院には奉仕している一人です。やはり、悪くなって病院に行くよりは、状態に合わせ定期的診断をしてもらうことが大事です。また歯の場合は、ブラッシングばかりに頼らないで、自分の指で歯茎をマッサージするも効果的です。歯茎が締まっているか、腫れているかによって、歯が長持ちするかどうか判断できます。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイ経営者のザーの中山おさひろです。
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