道を歩いているとき、自分がどの方向に向かっているかはよく承知していますよね。電車に乗っているとき、お風呂に入っているとき、寝るため布団に横になったとき、自分が普段何を考えているか意識することはないですか。
起業に向け準備をしようと思っているけど、具体的には何をするとよいのか、入口から先に進めない人は大勢います。会社勤めをして忙しい日々を過ごしていると、起業準備はなかなか前に進みません。
そんなとき、日ごろ自分の意識が何に関心を向いているか考えてみてください。起業は気になっているけど、無意識のときには趣味や人間関係ばかりを考えている人は少なくないです。
異性のことばかり考えている人もいるでしょう。本気で起業に立ち向かいたいなら、趣味や異性に関しては、一時物置にしまっておくしかないです。起業も趣味もと欲張っては、どちらも取れないことになります。
スキルアップのセミナーなどでは、「日ごろよく見かけるローソンの店頭のマークを思い出して書いてみてください」といった質問がよくでます。最初はわたしも思い出せませんでした。
意識して考えることをしないと、普段何気なくみているだけでは、頭にちゃんとした記憶としては残りません。起業に関する重要な情報も、視覚に入ってもそのまま脳に留まることなく消えてしまいます。
起業の具体的なスタートは、意識して自分の起業に役立つことはないか、常に神経を張り巡らせておくことから始まります。個人的に、意識改革を始めることが始まりです。
このとき、メモ帳を用意して、常に考えることを習慣化することです。自分の頭をコントロールすることができたら、起業の具体的な第一歩とわたしは思っています。
起業経営相談です。
【ひと言】
人が大勢いる場所では、色んな人の話し声が聞こえてはいますが、話の内容まできっちり記憶できるのは一組の話だけ。心理学では、カクテルパーティ効果というようです。人間が関心を持ち続けられるのも、一つか二つのモノゴトだけで、あまり欲張ると一つも身に付かないことになります。起業や新規事業も関心を絞り込んで、あれこれ間口を広げ過ぎないことが成果につながると思っています。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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