今年の夏も、お盆や夏休みを郷里や親元で過ごした人も多いと思います。親戚や同窓会での集まりで、人から注目を集める人は世代ごとに少しずつ変化をしています。
20代、30代の頃は、勤めている会社の有名度が幅を利かせます。個人としてマスコミに取り上げられる人は稀ですから、人気企業で働いていると多くの人から、どんな仕事をしているのか聞かれ注目されます。
30代、40代になりますと、名刺の肩書きで羨望の目が集まります。最近は女性管理職も多くなって、子育ての話題と同時に肩書きを意識することが増えています。
50代ではこれからの人生と病気の話。企業名や肩書きよりも、目の前に立ちはだかる定年後の人生が心配になります。再就職に何かよいツテはないか、必死に探すのもこの年代の特徴です。
そして、40代、50代当たりからは、それまでは同窓会では片隅にいた中小企業の経営者の周りに、人が集まるようになります。地域に根ざしたビジネスをしている人ほど人気が集まります。
人間は誰でも、人生の華といわれる時期があります。若い頃は、学業が優秀でよい学校、就職先が華ですが、歳をとるに従って個人の能力と人柄とが問われます。
人生では、いつも、いつも人の輪の中心にいることはできません。年齢と共に人から関心をもたれる対象は変わります。また、人間には病気や不幸といった変数が常について回ります。
起業を考えている人は、人生の後半に華を求める人です。起業すると呆けませんし、決して楽しいことばかりではないですが、人の生き方としてはそうそう悪くもありません。
【ひと言】
会社勤めだけで一生を終えることができたら、それはそれで楽しい人生と思います。今の企業環境では、リストラがあったり、定年後の生活不安があったりで、60歳を過ぎても働く人が年々増えています。それならいっそ早く退職して、起業しようとする人も少なくないです。環境がどう変化しても、起業準備を早くするのも一つの手です。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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