最近のテレビニュースを見ていると、北朝鮮の建国記念日の今日にでも、原爆が飛んでくるニュース解説を聞くことがよくあります。大臣の中には、飛んで来た時の注意喚起をする人までいます。
ここで、自分が北の指導者になったつもりで戦略を考えて欲しい。これまで何度もミサイル発射や核実験を行ってきましたが、指導者が本当に核を打ち込むタイミングは何時のことなのか。
現状では、もし核兵器を一発、二発米国や韓国に打ったとしても、その後に展望はあるのでしょうか。逆に、一発でも原爆を発射させるようなことがあると、それこそ首都平城は世界からの攻撃の対象にされます。
米国や韓国ばかりでなく、中国、ロシア、西欧までもが北を攻撃の対象にします。そのため、現在のように核実験を脅しの材料として使うことはあっても、死ぬ気でなければ実際に使用することは不可能です。
金正恩が追い詰められ、政権崩壊目前の最後の最後の段階で、自分の生命と引き換えに原爆使用は考えられないことではありません。ただ、これは震度8の地震発生と同じレベルの話です。
ビジネスにおいても、自社の経営サイドからの発想で考える人は多いですが、お客さんの立場になって考えると違う光景が見えてきます。商品やサービスが売れるかどうかは、自分の立場ばかりでなく、他の立場で考えることが大事です。
昔から日本の経営者の多くは、東京で売れている商品というと仕入れて売ります。NYで流行っているビジネススタイルというと、慌てて翻訳して日本風に修正して導入します。
自分で考え新しく生むことよりも、他人の真似が優先する世界です。需要よりも供給する側が少ない時代なら、この手法でも通用しました。今は、モノの売れない時代、需要が弱くなっています。
自分の頭で考えることによって、他店とは違った商品展開が可能になります。開発能力を高めることで、レベルの高い会社経営をすることができます。金正恩とは違う、持続可能な経営展開をすることが今は求められています。
【ひと言】
ビジネスにおいて「考える」習慣がとても大事と思うのは、既存企業経営者の大半の人が、他社からの真似で会社を運営しているからです。一度、自分の会社の経営判断の仕組みをウォッチングしてみるとよいです。問題発生のときは、まずライバル会社はどうするかを探り、その上で自社の判断を考える経営者ばかりです。まず自分で考えるところから始めないと、他社の影響ばかりを受けることになります。
元気にお過ごしですか。
起業アドバイザーの中山おさひろです。
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