今月14日に受付が締め切り、21日投票に向けてはじまったわが街の市長選挙。同時に、市議会選挙も実施されていますから、連日スピーカーを通して激しい選挙運動が行われています。
ただ、ネットを通しての選挙運動に関してはほぼ無風状態です。選挙の始まった当初、3人がツイッターに書き込みをしましたが、その後は音沙汰がなくなりました。
もっぱら立候補している4、5人の候補者本人が、写真付きで自己PRをしているだけ。不思議なことに、ご自身の政策に関する記述はなしです。「これから遊説に出かけます」「〇〇先生がお応援に来てくれました」ばかり。
唯一わたしだけが、現職市長のこの8年間の実績を評価したり、しっかり公報を読んで投票には絶対行きましょうの書き込みをしています。2013年に解禁になったネット選挙がまったく生かされていません。
統一地方選挙の前半戦だった大阪府市長選挙や東京・台東区区長選などは、ツイッター上で激しいやり取りしていました。地域の経済の活気がそのままツイッターにも反映している感じです。
わたし一人だけのツイッター書き込みによる市長選が、どんな結果になるのかはまったく予測できません。わたしの街の多くの住民がツイッターは見ているはずと思いたい気持ちで一杯ですw
起業でもビジネスにおいても、新たな無競争市場のブルーオーシャンと競争の激しいレッドオーシャンとを意識して参入するもの。選挙におけるツイッターの利用は、ブルーオーシャンではないかと思う期待はあります。
ただ、そこでの情報がほとんど生かされないことも考えられます。自分の労力はムダということになりますが、4年に1度のこんな実験はそうそうできるものではありません。
【ひと言】
起業と選挙が似ているようで決定的に違っている点は、起業が開業してから1日として気の休まる日がないのに対し、選挙は期間中全力で戦い抜いて勝った後は、行政成果など無視するとノンビリ過ごすことができることです。週に数日しか出勤しなかった元都知事もいましたが、それでも幹部公務員の職員が何とかやってくれます。そのため、選挙の時は成果をしっかりチェックする必要があります。
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