最近のビジネス書では、ロングテールに関する記述がとても多くなっている。
ロングテールとは、お店の売上げを棒グラフにしたシーンをイメージしてもらうと、サッカー用品店では、売れ筋のスパイクから始まって、ユニフォーム、ウェア、バック、ボールと、横軸に商品の売れている順に左から並べる。
縦軸には、売上金額の目盛りを刻んで、個々の商品の売上げを示す。
すると、最も売れた左端のスパイクを頂点に、右に向かってなだらかな棒グラフの曲線が描かれる。このなだらかな曲線が尻尾に似ているところから、ロングテールと呼ばれている。
これまでお店の商品は、売れ筋の上位2割の商品が、売上げの8割を占めるという、20対80の法則で説明されてきた。
所が、ネットビジネスに限っては、下位8割にあたるロングテール商品の売上げが、お店の経営に大きな影響を与えると、米国のビジネス界で云われ始めた。
これは、アマゾンの書籍の売上げがモデルであり、アマゾンが最近、学術書や美術書などに力を入れ始めたのは、このロングテール注力の延長線上の話である。
日本のネットビジネスにおいても、戦略的な商品数が多ければ多いほど、売上げを増やすことができると言うのだけれど、信じるかどうかはあなた次第です。
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