最近は、楽天出身の起業家が話題になるが、ネット広告代理店 ビックタウンの近藤勝俊社長もその一人。
学校を出て証券会社を経由しての楽天入りだったが、仕事は楽天市場に出店するネットショップ向けのECコンサルタント。300店を越えるショップを見ていて、ショップの盛衰を決めるのはネット広告の優劣にあることに気付いた。
そこで、近藤社長は意気揚々と独立したが、コネもツテもない代理店を使ってくれるショップなどどこもない。しばらくは、知り合いのショップで手伝いをする日々が続いた。
そんな近藤社長が幸運を掴むのは、手伝いをしていたショップを営業で訪れた大手懸賞サイトの営業マン。彼を通して懸賞サイトの広告を扱わせてもらうことになったのだ。
それ以降は、代理店として楽天時代のクライアントにも営業をかけて足場を築いていく。現在のクライアントは約170社。設立後2年半で、売上げは8億円に迫る。
ネットショップを対象に、コンサルティングを行いながらの広告代理店は、ユニークな事業展開で現在は拡大の一途。将来は、ショップ店長の派遣事業や卸事業などで事業の多角化にも乗り出そうとする近藤社長だ。
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