7月6日、人気の男前豆腐店が、原料からでる大豆ガラ約125キロを京都の工場内の空き地で野焼きを行い、工場長以下2人が
警察に逮捕された。
男前豆腐店は、水切りで水滴が落ちる「水も滴るいい男」を引っ掛けたネーミングで話題となり、「風に吹かれて豆腐屋ジョニー」、「男前だのクラッカー」、「喧嘩上等やっこ野郎」などの商品名は、地元京都はもとより、大阪、東京などでも売れ筋商品になっている。
社長の伊藤信吾さんは、茨城の豆腐会社の二代目ながら、起業家精神丸出しの仕事一本やりのキャラクターが受けて、マスコミにもたびたび登場している。
この会社が不祥事である。事件そのものは、許可なく大豆ガラを空き地で燃やしただけの罪のないものだが、消費者はそんな真剣には考えてくれない。軽いイメージのノリで豆腐を売っていただけに、消費者もイメージの悪さだけで離れていってしまう。
ここがイメージで有名になった会社の怖いところだ。最近では、契約違反で加盟店に訴えられたリサイクルの「生活倉庫」、社長が覚せい剤所持で逮捕された「ダイナシティ」など、イメージの悪化で苦しんでいる会社は数多い。
男前豆腐店はこれからどうなるのか、興味深いものがある。最近のイメージ先行による会社の売り込み方の問題点はどこか、みなさんも一緒に考えてみてはどうか?
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