昨日に続いて日経流通新聞のサービス業総合調査から、起業家向けに注目される「結婚式場・手配」と、「保育サービス」、「貸し駐車場」の三つを上げておきたい。
結婚式については、このブログでも何度も取り上げているように、少子化の声などどこ吹く風で、高額の費用を掛けて、従来の高級ホテルや結婚式場からウエディングハウスやレストランでの結婚式にスタイルが変わってきている。そのため、式場にかかっていた費用を式の内容や手配、二次会などにかけるようになっている。
結婚式に付随する新種のサービスには、まだまだ受け入れ余地がたくさんありそうだ。結婚式準備のためのコンシェルジェや、二次会向け代行業など新たな芽は既に芽吹きつつある。
保育サービスも、若いお母さんの社会進出が進んでいる現在、ニーズはますます多くなりそうだ。ただ、どんな保育施設でもよいというわけではないので、お母さんたちを納得させる新たなサービスを生むことができるかにかかっている。
貸し駐車場は、今年4月スタートした違法駐車取締り強化が実施されたときから、期待されているサービスだが、大都市圏では地価の上昇が進んでいることから、期待値ばかりが大きくて実際のサービスが伴わないところがある。
保育サービスにしても貸し駐車場にしても、直接施設を運営する起業よりも、関連するサービスを提供することによって利用者の利便性を上げたり、効率を高める方法もあると思う。
これまで伸びの高かった癒し系サービスのエステサロンや、温浴施設の人気が急に冷めてきていることも付け加えておこう。
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