会社をカタチだけも都心に置きたいと願う起業家は、意外と多い。それは東大和市なんて片田舎より、日本橋とか青山と云った住所の方が、取引相手にとっても悪い気はしない。
そんな起業家の望みを叶えようと云うのが、バーチャルオフィス事業を行っているリーガルワンnetwork だ。この会社は、社会保険労務士、司法書士、土地家屋調査士、税理士といった士業をしている人が作った会社で、開業支援オフィスを実際に日本橋と青山に開設している。
その中に、書類上の住所を置いた会社の設立登記を行うもの。資格を取ったばかりで士業を目指す人、アイデアを事業化したい人、実際に立ち上げるまでのベンチャー企業の人など、一時的に事務所を持つ必要性に迫られている人には、最適なバーチャルオフィスだ。
このオフィスで受けられるサービスは、宅配便やFAXの受取、郵便物の受け取って定期的に指定場所への転送、電話の転送サービス、別料金を払うと秘書サービスを受けることもできる。
バーチャルオフィスというと、何やらいかがわしい雰囲気がないでもないが、司法書士や社会保険労務士の人たちの会社が運営するオフィスだと、無言の説得力があるから不思議である。
起業したばかりの人にとって、どこに信用を求めるかというと、会社の所在地は大きな意味を持っている。このようなバーチャルオフィスを活用することも選択肢の一つだ。
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