06年5月の新会社法の施行以降、新たに会社を設立した法人需要に火が点いて、街のハンコ屋さんが大繁盛をしている。新会社法がきっかけとなって、起業する人がこれまでになく増えているようだ。
ただ、ハンコ屋さんと云ってもこの場合、昔からの手彫りの高価なハンコではなく、フランチャイズに加盟して本部との間をネットワークで結び、CADでデータのやり取りをして製作する安価な商品を取り扱うハンコ屋さんのことだ。
同じFC店のハンコ屋さんでも、営業力によって相当なばらつきがでるようで、ハンコの注文だけなら新社発足の場合、精々3点セットのハンコがあるとことは足りる。しかし、相手は新しく出来たばかりの会社であることを考えると、印刷物や備品などお客企業に必要なサービスや商品を一手に手がけることで、相当な売上げになるらしい。
これから起業を目指す人に、今さらハンコ屋を勧める気はないが、自分の得意ジャンルを持つこと、時代の流れをよく見ること、そして頭は常に柔らかくしておいて、お客さんのニーズに応える精神を養うことは欠かせない。
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