昔と違って、起業環境が大きく変わったと実感できる一つに、インキュベーション・オフィスが各地に数多く作られていることが上げられる。民間のレンタルオフィスもあるし、公的な施設も増えつつある。
起業当初の手持ち資金が少ない時期に、安い費用でオフィスを借りられるのはありがたい。しかも、入居している人は起業して日の浅い人たちばかりなので、お互いに共通の悩みを抱えていて、身近に情報交換ができて、思いのほか好評のようだ。
研究開発型の起業を目指すひとには、東京・日野にある富士電機グループのインキュベーション・オフィスが、平成19年度の入居者を募集している。場所は、中央線のJR豊田駅から徒歩7分程のところにあり、富士電機東京工場に隣接(日野市旭が丘1-9-4)して、一社の面積は16.1㎡~47.2㎡で賃貸料:3,000円/㎡。施設には、実験室および事務所があり、実験室には、耐荷重補強済みのため各種実験機器の導入可能となっている。
これまで起業と云うと、当初は一人ひっそりをスタートを切る人が多かったが、最近の流行なのか、起業をしたことを多くの人に云って廻って、周りを巻き込んだカタチの起業スタイルがとても多くなった。
しかも一昔前なら、けっこうな事務所を構えて、外見から起業に入る人がけっこういたが、今は見た目より実質的な利益優先の起業が多い。インターネットの普及によって、事務所をお金を掛けるよりも、ネット世界でのインフラ整備を進めることの方が、利益に直結することを起業家の誰もが知るようになった。
起業を考えている人も、手軽な地元のインキュベーション・オフィスを調べてみて、そこからスタートを切ることを考えてみるのも、よいアイデアだ。
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