社会保険庁、コムスン、シエスパ、ミートホープなど最近頻発する事件では、現場で働いている人の声があまり聞こえてきません。しかも、これら組織に共通しているのは、今後数ヶ月から数年もすると職場がなくなる危険性が高いことです。
ミートホープは、今日従業員の全員解雇が言い渡されたそうです。どちらも、役所の幹部や企業経営者の意思決定の間違いによって、組織自体がなくなってしまいます。
そんななか、コムスンで働くヘルパーのみなさん宛に、
独立を勧めるNPO法人が現れた。そこは、「市民福祉団体全国協議会」(東京都港区)と云う団体で、ヘルパーさんが集団でNPOを立ち上げて、コムスンのような悪質な会社に使われて仕事をするのではなく、自分たちの意思で介護を必要とする人たちのために仕事をしようと云う主旨です。
マネジメントができる人がいないとNPOと云えども運営は難しいのですが、グッドウェルグループから売られていく先が、また同じような悪質会社ではない保証がない現状では、自分たちの力でNPOを立ち上げるのも、これからの介護のあり方を考えると意義のあることと思えてきます。
バブル崩壊で最悪の雇用関係を経験してから、悪質な経営者がこの国にはとても多くなったような気がします。悪質な経営者の下で働いて、今回のような事件の加害者になるくらいなら、自立を考えるのも一つの手です。
決して誰にでも勧められることではありませんが、志と事前の準備があるなら、起業という手もあることを忘れないでください。
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