総務省による住民基本台帳に基づく人口調査によると、わが国の総人口は昨年に続いて2年連続の減少で、この先も人口は徐々に減り続けることがはっきりしています。
一方で国民の一人当たりの収入も減り続けていて、こちらも一向に上昇する要因が見当たりません。これから起業する人も、よほどの成果が期待できる仕事で起業しないことには、どこにでもあるあたり前の仕事では多くの収入は期待できないのが現実です。
そんな中、人口減少の時代にぴったりのニッチ市場で起業して、右肩上がりの売上げを記録している会社があります。愛知県刈谷市に本社を置く、キーパースがその会社です。この会社が有名なのは、一人暮らしの老人が亡くなった後の部屋の片づけを請け負う、全国初の遺品整理の専門会社としてです。
元々は大阪で運送会社をしている会社でしたが、運送業務のなかに孤独死した人の部屋の整理に事業チャンスを見出し、02年10月から刈谷市に別会社のキーパーズを設立して、遺品整理専門の業務を開始しました。
この5年間で中部、首都圏、関西、九州に拠点作りを行い、年間約2千件の整理依頼を受けています。この仕事の有利な点は、今後ますます整理依頼が増えることが期待できますし、部屋の清掃だけでなく、この仕事に付随して古物の処理や遺品分け、時によっては不動産の処理なども広げようとすると可能な仕事です。
このビジネスモデルは、地方都市になるほど活用する余地が広がりそうです。パクルと云う言いかたは好きではありませんが、新たな都市での結合を考えてみてはいかがでしょうか。
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