わが国のペットの犬・猫の数は、03年に過去最高の1922万頭を記録、15歳未満の子どもの総数1790万人を上回って、初めてペットの数が子どもを抜いた。
欧米など成熟した社会の特徴として、人間の高齢化とペットの増加が並行すると言われるが、わが国でも高齢化ばかりに目を奪われないで、ペットの増加にも注目する必要がありそうだ(笑)
米国では、今空前のペットブームが繰り広げられている。こちらは、住宅ブームと一緒にやってきたペットブームで、全世帯の4割、約6000万頭の犬が飼われている。
ペットの市場規模もドンドン広がっており、米国は玩具やお菓子市場を上回る343億ドル(04年)に達している
わが国でも、高齢化の進行に伴って、ペットの数はますます増えそうだ。ただ、ペットを飼うインフラが整っていないのが最大の難点。
ペット関連の事業を始めようとする人も、この将来性を視野にいれて腰を据えた起業を考えてはどうか。