本日、12月19日は改正貸金業法が施行され、日本貸金業協会による自主ルールもスタートを切りました。起業と貸金とは、コインで云うと表と裏、夫婦で云うと亭主と主婦との関係とでも云いましょうか、起業経験のない人が想像する以上に近い関係です。
起業自体が金融機関からの借金でスタートする人が大勢いますから、不思議でも何でもありません。起業家の中には信用問題にもかかわることなので、人には話したがらない人が大勢いますが、クレジットカードや消費者金融から小口の資金を借りている人は大勢います。
その資金の貸付が今日から、返済能力などの審査が厳格になります。利用者の収入や支出状況、勤務先、資金の使途などを申告しなければなりません。
また、借り入れ額が50万円を超える場合は、所得証明書を提出することも必要になります。起業家で消費者金融から資金を借りている人はまだまだ少ないと思いますが、クレジット会社や信販会社から借りている人はよくいます。
2回目以降の借り入れには、次回の返済期日を書いた書面が郵送やメールで送られてきます。リポルビング払いなどの場合、いつまでも借り続けられないように、借入限度額が30万円以内なら返済期間を3年以内に、30万円以上なら5年以内といった具合に期限を限定されます。
また、これまでのような執拗な取立てがなくなる代わりに、返済能力は相当厳しくチェックされます。起業家にとって貸金は、これまでのような使い勝手のよい小額の財布代わりとはいきません。お金を借りることに関しては、これまで以上に慎重になった方がよさそうです。
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