ちょっと恥ずかしい話ですが、昨年暮れの28日日帰りで長野へスキーに行ったのですが、その時わたしはズボンの後ろポケットから免許証入れを落としてしまいました。夜、家に帰ってきて、荷物を整理していて気付いたのです。
翌朝、スキー場や地元の警察署に電話を入れましたが、わたしの免許証入れは届いていません。そこで何気なく、帰り道に10分程度休憩した中央道の談合坂サービスエリアに電話を入れましたら、免許証入れが届いていました。
免許証入れといっても、元々は定期券入れとして使っていたもので、保険証やスイカ、病院の診察券、フィットネスクラブの会員カードなど、わたしにとっては重要な証明書やカード類が入っています。
そこで、頭の中ではこの種のものも落とすことがあることは事前に覚悟していたのですが、わたしの連絡先を明記した名刺一枚入れていませんでした。後から財布を調べてみますと、免許証のような住所を書き込んだものさえありません。お金とカード類だけです。
自分では、これまで落し物をした経験はないように思い込んでいましたが、よく考えるとそれに近い経験はけっこうしているかも知れません。人生、上り坂と下り坂とかあるように、マサカと言う坂もあるのです。
起業においても、誰もが事業を軌道に乗せることを信じて始めますが、マサカも起るのです。ただ怖いのは、起業の際に関係する税理士や司法書士、フランチャイズ本部などの人間は、間違ってもマサカが起る可能性を口にしません。
でも、起業に際して、マサカが起ることを始める前から覚悟しておくことです。そして、どの時点で事業を撤退するか、あらかじめ決めておくことが大切です。わたしの落し物だけでなく、誰にでもマサカは起りますから。
《現在、起業ランク22位から20位へ上昇中です。
今日もクリックよろしくお願いします》
人気blogランキングへ