わが国の失業率は、3.8%とほぼ就職希望者は完全に就職できる環境にありながら、未就職の若者の増加が問題になっているため、厚労省はキャリア・コンサルタントを国家資格として09年度からスタートさせます。みなさん、元気にお過ごしですか。
資格取得による起業を目指している人ならば、最近耳にすることが多いと思いますが、キャリア・コンサルタントは終身雇用制度が崩れたわが国で、新たな就職活動を行う際にアドバイスを行う専門職として注目されています。
主な仕事は、就職や転職、職業能力開発などのアドバイスですが、現在は、団体やNPO、民間会社などが発行する民間資格を取得して仕事を行っています。ただ、この資格を取得してもそれだけで仕事になることはなく、多くの人は学校やNPOに勤めて、仕事をしているのが現状です。
そのため、たとえ民間資格から国家資格に姿を変えても、直ぐにこの資格で安定的な収入を得ることは難しいと思われます。就職を希望する学生や転職希望の若者が、お金を支払ってアドバイスを受けるとは思われないからです。
ただ、コンサルタントに対する認識が変化してきて、質の高い仕事探しや賢い生活を求めるようになると、キャリア・コンサルタントの需要も高まるものと思われます。資格取得による起業を目指す人にとっては、注目の資格創設です。
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