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起業に成功した人たちと話していてつくづく思うのは、事業を起こして胃の痛くなるような毎日を過ごしている人たちは、本当に謙虚で他人に優しい人が多いということです。起業は同義語のように金儲けのためと思われ勝ちですが、実際は人のためとか、世の中のためと思っている人がとても多いことです。みなさん、元気にお過ごしですか。
最近、社会起業家という言葉をよく耳にするようになりました。1990年代に英国や米国で広まった起業家で、福祉や安全など社会的な問題を解決するために、ビジネス手法を取り入れて事業として取り組む人たちです。未来学者のピーター・ドラッカーが、21世紀は社会起業家の時代と予言していますが、実際に世界中で社会起業家が誕生しています。
2006年にバングラデシュ・グラミン銀行のムハマド・ユヌス総裁が、貧困救済を目的に少額無担保融資を女性を対象に行って、ノーベル平和賞を受賞して世界的に注目を集めましたが、ユヌス総裁は社会起業家の第一人者です。
東京・立川でNPO法人が行った起業は、高齢者向けに毎日食べても飽きない野菜の豊富な弁当を、1個から配達する事業でした。中年の3人の主婦の方が、1999年に始めた事業ですが、現在は軌道にのって売上げ約1千3百万円で、収支は黒字になっています。
東京・文京区の有限会社は、マッサージ師と健常者がペアになってIT企業などに行き、会議室で疲れたサラリーマンのマッサージを行う事業を行っています。2003年に起業して、現在は8人のスタッフで7社とマッサージサービスの契約を結んでいます。
一方でビジネスを行いながら、一方で社会貢献を行う社会起業家は、高い志と経営能力とを求められます。わが国は、高齢化社会の到来や女性の社会進出、社会格差の拡大など、社会起業家にとっては活躍しやすい環境が整いつつあります。そんなカタチの起業にも、関心を持ってみてはいかがでしょう?