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今日も、旧道路公団の副総裁が橋梁談合でカルテルを仕切った罪で、東京高裁で有罪判決を受けました。4、5年前から官僚や特殊法人役員による談合事件が続いていますが、一向に止める気配はありません。官僚と云う特殊の世界の出来事と思っている人が多いようですが、これが起業においても同じような動きが見られます。みなさん、元気にお過ごしですか。
既に知っている人も多いと思いますが、官僚の世界は自分を人事で引き上げてくれた上司の退官後の生活は、引き上げてもらった後輩が面倒を見ると云う不文律が存在していて、この習わしは面々と引き継がれています。日銀人事で、財務省OBを総裁にするために大騒ぎをしたのは記憶に新しいと思います。結局は、人と人との出会いによって出世が決るわけです。
同じようなことは、数人の集団で起業する際にも起ります。同じ会社を抜けだしてスピン・アウトで起業するとき、中核のとなるあなたなり、上司がいて、そこに数人のメンバーが集るわけですが、役人の世界と同じようにこのときの位置関係がその後長く続きます。上司のなかには、仕事のできない見栄っ張りの人もいますし、最近では年下の人と云うこともあります。
この人間関係が、新たな会社が続く限り同じ位置関係として続くのですが、実際どこまでこのような認識をして起業をする人がいるでしょう?この関係が決して悪いと言っていのではありません。古くは、京セラの稲盛和夫さん、最近では楽天の三木谷浩史さんのように、起業に付いていって正解だったケースもあります。
ただ圧倒的に多いのは、同じような性格の人ばかりが集った集団が、結局同じ方向にばかり進んだために失敗するケースです。官僚の世界と違って、起業においてはまったく違った考えの人たちが集ると、大変な力を発揮します。シリコンバレーなどのITの世界では、この辺を計算して希薄な関係の人たちが集って、起業を行います。
グループで起業するに当たっては、アルコールを抜きにして話し合いを行うとか、互いにプライベートな話はしないとか、何かしらのルールを決めて起業しないことには、人間関係で起業を失敗させることになります。官僚は、誰かが犠牲になって刑務所に入ることで組織は存続できますが、起業の場合は全てが無になってしまいます。
『
そんなバカな』