今日も日中は蒸し暑い天気でしたが、わたしの住む東京は夕方から雨が降り出し、涼しい風が吹いて過ごしやすい陽気になりました。台風11号が発生していて、その影響らしいのですが、この涼しさは多分に夏から秋への季節の変り目のような気がします。みなさん、元気にお過ごしですか。
天気は、季節の変り目ごとに風向きが変わると言います。冬の北風、夏の南風などはよく知られていますが、景気にもまったく同じような風向きがあります。好景気から不景気へ、不景気から好景気へと、天気同様に毎日は微妙な変化ですが、それが積み重なると大きな変化になります。現在は、好景気から不景気へ突き進んでいる最中です。
起業に当たっても、この風向きを読ん行動しないと大きな計算違いをします。不景気の本質は、お客さんの消費行動が消極的なことです。多分に気分的なことが影響しますが、多くの国民がこれからは不景気になりそうなので、モノを買うことを減らそうと思い始めたところから、不景気風は吹き始めます。
そのためモノが売れなくなって、金融機関は資金の貸し出しを減らします。信用収縮の発生です。こうなると、住宅や自動車など高額商品は売れなくなって、人材派遣の打ち切りやリストラをする会社が増えてきて、失業率が高くなりますます国民の消費力が弱くなっていきます。不景気な状態です。
現在わが国では、この2年ほどミニバブルと言われた不動産業界がこの不景気な状態に陥っていて、物件取得のために過剰な投資に走っていた会社の倒産が続いています。今後、不動産ばかりでなく、建設業界、外食産業、IT業界、人材派遣などでも、企業倒産が相次ぐと思われます。
起業では、このような不況で倒産する会社が増えて、国民生活に不便を感じたときに開業するのがベストタイミングです。ただ、実際は起業家のほとんどは初めての起業ですから、周囲を見る目はなく、自分の都合だけで起業するのがほとんどです。明日、起業のタイミングについてもう少し考えてみます。
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