今年に入ってから不動産会社の倒産が相次いでいます。現在のところ、設立から10年以内の若い会社、ミニ開発と言われる分譲住宅やビルリニューアルなど、まとまった資金を運用する業態の会社、そして多額の負債を抱えている会社と言った共通項があるようです。みなさん、元気にお過ごしですか。
しかもどの不動産会社も、取引銀行からの融資がストップしたり、融資額の減額によって倒産に追い込まれています。知人の話しによると、地方銀行の支店長から融資の了解を貰っていながら、いざ融資当日になると本店の指示で融資の3分の1がカットされるなんてことも、平気で起るのが今の不動産の現状のようです。
こんな厳しい環境の不動産業にあっても、業容を拡大している会社はあります。これは、不動産に限らず、製造業でも、小売業でも、飲食業でも同じです。世の中が不景気のときでも、「うちの会社は違います」と言い切る経営者はいます。多分、みなさんの勤めている会社の社長のなかにも、「業績が悪いのを、景気の所為だけにはするな」と言う人は多いはずです。
実際に起業すると、売上げが上がらない原因を景気の所為にすると、1月ももたずに会社は廃業になります。倒産や自己破産以前の、売上げ不足で営業していくことができずに、開業して直ぐの自主廃業です。ボクシングで言うなら、リンクに上がる前に減量がきつ過ぎてノーファイトになるようなものです。
不景気にも、うちの会社は違うといえる社長は、普段から不景気になった時を想定した経営をしています。またある社長は、国や銀行や同業者は絶対信用しないといいます。このような経営者はみなさん、どこかで痛い目に遭っています。これから起業するので、自分はまだ素人などと思わずに、この個性的な経営者の段取りや仕組み作りを学んでください。世の中、不可能を可能にする方策は必ずあるものです。
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