これから益々不景気風が激しくなるなら、何かしら対策を考えておかなくてはなりません。無駄遣いをしないと言うのも一策です。また、今の仕事のほかに、副業を考える人もいると思います。多分、そんな人の中の一人なのでしょう。今朝の
朝日新聞に囲み記事で載った女性は、賢い稼ぎ方を考え ました。みなさん、元気でお過ごしですか。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク14位から14位へ変わらずです。
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川崎市に住む I さんが考えた稼ぎ方は、ネットオークションで落札した入場券を安売りチケット店に持ち込んで転売する方法です。多分、1件2件でしたら問題はなかったのでしょうが、彼女はこの方法を1年8ヵ月行い、約220万円の利益を上げていました。警察は無許可で古物商を営んでいたとみなして、古物営業法違反で逮捕しました。
ネットオークションで多額の利益を上げ、税務申告しなかったことで脱税容疑で捕まった人はいましたが、古物営業法での容疑はとても珍しいようです。しかも捜査した警察が、生活安全特別捜査隊と云う組織のようです。わたしは、初めて耳にする捜査隊です。このような逮捕は、多分に同種の犯罪に対するアナウンス効果を狙ったものですから、脱税のときと同じように今後は捕えますと宣言したと受け止めるべきです。
ただこの I さん、06年11月から今年7月までに約350枚を落札・転売していたということですが、はっきり云って古物商営業許可が必要などとは夢夢思っていなかったと思います。そんな全国紙に名前入の記事を書かれるような犯罪とは到底思えません。ここで読み取れるのは、このような転売を行う場合、事前に営業許可を取得してください、ということです。
今回の場合、I さんは個人で古物商営業許可を取得して商売にすることです。最寄の警察署の公安委員会に申請し、1万9千円の手数料と新規取得者の講習会に参加するだけで、これからは堂々と商売ができます。これからの時代、このような儲け方でも商売になるなら、少しでも手間隙を掛けて商売とする方がよいと思います。