景気が急速に悪化しているために、人材派遣や契約社員の人たちの失業が、これから大きな問題になりそうです。既に、地域や業種によっては、会社側から契約打ち切りを言い渡されている人もいるようで、寒い冬に向かって厳しい雇用と天候とが一緒にやってきそうです。みなさん、元気にお過ごしですか。
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現在、起業ランク13位から16位へ下降してます。
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わたしのところにも、このような雇用の不安定な人から質問があります。「あまり資金がかからなくて、簡単な起業はありませんか?」 よく、起業と就職とを同列に考える人がいますが、収入を得る点は同じですが、それ以外はまったく違っています。
起業では、間違っても毎月同じようにお金が入ってくることはありません。長く商売とやっていると、一定の傾向が生まれてくることはあります。月々の売上げは前年同月が参考になることはあっても、前月が参考になることはありません。そのため、常にアイデアを絞りだして、お客さん作りをしていなければなりません。
わたしが自分のサイトを「
転ばぬ先の起業講座」としているのも、起業を上手く軌道に乗せるためには、何年も前から起業のための業種を決め、資金作りをし、もろもろの準備をする必要があるからです。何度か起業経験のある既存の経営者にしても、新規事業を立ち上げるときには、最低でも1年以上は準備期間を設けます。
初めて起業する人が、3、4ヶ月で事業を立ち上げようとするのは、冒険を通り越して暴走です。しかも、思いつきで業種を決め、開業資金は日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)から借り、業務は仕事のできるパートナーを探してといった具合では、酷なようですが起業は難しいです。
ただ将来を考えると、どこかで自分が立ち上がらないことには、老後のない人生を歩まなければなりません。国は当てになりません。850兆円を超える国の借金がありながら、現在またバラマキで借金を増やしていますから、早晩間違いなく予算を組めない事態が起ります。これからは、人の協力を得ながら、自分で仕事を切り拓いていくことです。
7月に受検した
知的財産管理技能検定ですが、3級をクリアできたので明日2級を受けてきます。今回は、7月のわたしのブログを読んでくれたT.Y さんと、C.N のお二人が、3級を受けるそうです。今年7月が第一回の始まったばかりの国家資格ですが、特許権、商標権、著作権など、起業にも関連した資格です。