最近、米・ブッシュ大統領や麻生首相の顔がテレビに映ると不況の真っ只中にいることを実感しますが、オバマ次期大統領が登場すると希望を感じるのは、わたしだけでしょうか?みなさん、元気でお過ごしですか。
《ありがとうございます。
現在、起業ランク21位から23位へ下降してます。
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この不況期の活性化策の一つなのでしょうが、マイクロソフト(MS)が日本発のITベンチャー企業育成という目的で、ITベンチャー支援策「
ビズスパーク」を発表しました。その内容は、開発ツールをはじめとして、ウェブビジネス展開に必要なソフト製品のライセンス一式を、3年間無償提供してくれます。また、MSが独自にベンチャー企業の販促活動を支援することも考えているようです。
本来、景気浮揚策として「起業への支援」を常々口にしている政府が行うべき支援策なのでしょうが、現在の政府は緊急支援とか、大型浮揚策と声高に叫びますが、実態は中小企業向けには何もしてくれません。知人のIT系企業の経営者は異口同音に、「90年代後半の不景気の時も苦しかったが、このときはどこの会社も将来を見越してIT投資を別扱いする余裕があった。現在の不景気では、どこも別扱いする余裕がない」と言い切ります。
同時に、現在のIT環境では、別枠で投資する必要に迫られているサ-ビスがほとんど見当たらないこともあります。MSにしても、07年に発売した「Windows Vista」 が大きな需要を生むことができなかったように、市場にIT系サービスの頭打ち感が強くなっています。
この閉塞感を打ち破るのが、ベンチャー企業による画期的な新製品の開発です。わが国の産業史を振り返っても、不況になりますと不思議と画期的な製品が生まれています。1930年初頭の大恐慌の時代には、松下電器産業(パナソニック)によるラジオが市場に登場して、爆発的に売れています。
終戦後の不況期にも本田技研工業が誕生して、50ccのバイクが売れに売れています。このときは、ソニーが誕生した時期でもあります。IT系製品やサービスでは、米国発がほとんどを占めていますが、そろそろ日本発の世界的な発明が生まれてもおかしくない時期です。MSのベンチャー支援は、そんなタイミングにちょうどマッチしているようです。IT起業を目指す人は、この不況の時期にあえて考えてみてはいかがでしょうか。
フランチャイズでの開業を考えている方