1月20日に就任する米国のオバマ新大統領。就任式が行われるワシントン市には、100万人とも200万人とも云われる聴衆が集ると見込まれています。ただ、ワシントン市は米国の首都とはいえ、人口が約60万人の中堅都市。一時的に訪れる100万人以上の人を収容できるほど、ホテルやモーテルはありません。みなさん、元気にお過ごしですか。
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そこで登場するのが、就任式前後に自宅の部屋を貸すにわか仕立てのレンタルルーム屋さん。このようなイベントがあるときは、直ぐに民家が旅館に変身するのが米国の流儀です。お金の稼げる匂いがすると、途端に家庭の主婦までが商売人になってチャンスを見逃しません。ただ、これも仕組みができていて、現在ではインターネット上にEC(電子商取引)のサイトが登場、そこに登録することで商売が成立する仕組みになっています。
やはり、ECサイトを立ち上げる起業家が一番の商売人ということになりそうです。現在ワシントンでは、1ルーム1000㌦(9万円)以上の値段を出している部屋主が多いようですが、実際は500㌦程度で成立しているのがほとんどです。数日だけですが、部屋主も宿泊者も、そしてECサイトの起業家も、皆に利益をもたらすビジネスです。
わが国でも、この不況に売れないマンションの取引を行うECサイトが注目を集めています。今年7月24日にサービスの開始をはじめたばかりのマンション取引サイト「
得住(とくすま)」がそれです。売れ残っているマンションの販売価格の約2割から3割引きの価格で購入者に販売するもので、仲介するECサイトにも1割以上の利益をもたらすようです。
現在は、売れないマンション物件を抱えて、資金繰りに苦しい業者が増えていますから、現金をかき集めるために捨て値で売りに出すようです。このシステムを考えた社長のMさんは、広島で広告代理店を経営していて、値引きマンションが話題になりながら、なかなかその物件に出会うことのない消費者の苦情を元に、7年の構想期間を経て事業化に結びつけたようです。
既に約30社の不動産会社と契約を結んでおり、今後も全国の業者を相手に事業の拡大を計画しているようです。この仕組みは不動産に限らず、他の商品にも通用する仕組みです。正月明けの仕事に気合の乗らないこの時期、自分の得意のグランドでも仕組みを考えてみてはいかがでしょうか。
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