最近、飲食店は冬の時代と云われ、現在繁盛している店舗もほとんどが格安飲食店だけと云われます。そんななか、客単価が昼食で900円、夜は4000円の昨年8月に開業したばかりの焼肉店が人気を集めています。しかも経営者は、外食産業とはこれまで縁のなかった女性ですから驚きです。みなさん、元気にお過ごしですか。
現在、起業ランク12位から14位へ下降してます。
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出店している場所は、東京都心の千代田区内幸町ですが、JR東日本の大動脈山手線などが走る高架下です。扱っているのは韓国風の豚の炭火焼き肉で、店内は韓国では一般的な庶民の大衆食堂の作りになっています。ただ、豚のコラーゲンが美肌効果のあることをPRしていいるところから、女性客の多いことが特色です。
社長のM さんは、この会社を設立するまで、大手企業の役員秘書を10年勤めた女性。以前から飲食店での起業を目指していて、素人とはいえ事前に調理師の免許を取得して開業に備えるほど準備期間をとっています。また、焼肉のメニューは独学で学びましたが、実際の開業にあたっては韓国からプロの調理師を招いてメニュー作りをしています。
開業してまもなく半年を迎えますが営業展開は順調で、全64席の中規模店がほぼ7~8割は常に埋めつくされます。そのため、初年度で1億円の売上げを見込んでおり、09年中には港区の麻布周辺に2店舗目の出店を計画しているほどです。
最近のビジネスの傾向として、その業界の大家やプロと云われる従来型のビジネスが苦戦している一方、業界の仕来たりにほとんど馴染んでいない人が経営するビジネスが、お客さんに支持されるケースが増えているような気がします。起業にあたっても、この辺の発想の転換が求められているのかも知れません。
フランチャイズでの開業を考えている方