今日、衆議院予算委員会の模様を、午後の菅直人さんの質問だけネットで見ていました。質問内容は2兆円の定額給付金です。麻生首相は、答弁で自身が麻生セメントの社長をしていた1970年代の話を、あたかも昨日のことのように話していましたが、例が古すぎませんか?みなさん、元気にお過ごしですか。
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多分、首相でなければ30年前の例は誰にも聞いてもらえないと思います。今社会で問題になっているのは、現実の現場を知っている人と現場を知らないで重要な判断をする人と、2つの層が色んな場所に対立していることです。
麻生首相がよい例ですが、「企業経営の経験があり、生きた経済の分る政治家」を売りにしていますが、実際は遠い昔の企業経営であり、しかも社長時代にオリンピック選手として出場いるですから、経済の話をするよりはオリンピックの話をされる方が、国民の関心を呼びそうです。わたしは、聞きたいとは思いませんが。
これは麻生首相のみならず、大手企業の経営者から中小企業の社長まで、経済環境が変わりすぎて、これまでの経験で独自につくったメージャーでは、今の経済の変化を測れないと云います。特に、その世界の大御所とかプロと云われている人ほど、現在進行している大不況で自信を失っているように見えます。
昨日の日本経済新聞によりますと、今年度の期末に過去最高で、しかも2ケタ以上の増収増益を記録することが確実な企業として、「任天堂」、「ヤマダ電機」、「コナミ」、「ニトリ」、「ABCマート」、「ポイント」、「ワタミ」、「ぐるなび」、「カカクコム」が上がっています。2ケタまではいかなくても、上昇を続けている企業は、「ユニクロ」や「ライフコーポ」など相当あります。
この経済環境の変化にどう対応するのか? 起業を考える人は、これが現在の最大の命題です。30年前は論外として、5年前の顧客ニーズでさえ変化している業種もあります。現場で、このニーズを肌で感じることが、解決法を知る一番の方法のような気がします。
起業で悩んでいる方、参考にしてください